ラヴソングの最終回感想!さくらと神代の結末。感想は、ただ切ない愛の歌。 [ラヴソング]
視聴率があまりよろしくない、2016春の月9。
個人的には、かなり考えさせられたドラマでした。
ある少女と出会って変わった男。 ある男性と出会って変わった少女。
どちらも、今後の人生を決める中の必要なターニングポイントでした。
この物語はハッピーエンドだったのか?
それともアンハッピーエンド?
賛否両論な意見が出てくると思います。
ネタバレ注意
↓↓↓
真美(夏帆)の結婚式を終えたあと、喉の手術を終えたさくら(藤原さくら)は、ひそかに考えていたことを決意します。
それは、みんなの前から姿を消す事・・・
ひっそりと、誰にも言わずに、退院と同時に姿を消したさくら。
手術前に神代が言ってくれた言葉。
「一緒に音楽をやろう」という言葉は、さくらにとって、とても嬉しいことだが、とても苦しい・・・。
私の好きな人は、私のことを女として好きではなく、音楽を通してでしか見ていない。
それに気付いたさくらは、神代の傍にいても苦しいだけ。
そう思って、姉代わりの真美にだけ本当の理由をつげ、神代たちの元を去りました。
さくらが去った後、神代は、夏樹(水野美紀)と喋っている時に、ある事実に気付くのです。
自分が、さくらのことを好きだったという事実に・・・。
今更気付いてももう遅い。
自分も前に進むしかないんだ。
神代は、ギターを片手に、曲作りをはじめます・・・
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それから二年後。
神代は、人気歌手のシェリルの元で、作曲家として活動をしていました。
神代の曲はそこそこ人気で、歌を出せば売れるような状況でしたが、シェリルには不満に思うことが。
それは、「特定の誰かに聞いて欲しい曲」ばかりを神代が作っている、ということ。
何かを察するように、シェリルはさくらの曲である『好きよ、好きよ、好きよ』をカバーしたいと言い出します。
スタッフも乗り気になり、神代も、『さくらの居場所がわかったなら、自分が伝えに行く』とつげ、レコード会社が調べ上げたさくらの住所に行く事になります。
静岡県のとある場所。
前と同じように、車の整備の仕事をしながら、さくらは住んでいました。
しかし、さくらは夏休みの休暇で一週間は帰って来ないとのこと。
諦めかけた中、バスで帰る途中にさくらに似た姿を発見し、後を追う神代。
そこには、さくらが路上ライブで『好きよ 好きよ 好きよ』を歌う姿と、応援する空一の姿が・・・
神代は、さくらが路上ライブをやっている姿に、さくらは引退せずに現役で今も頑張っていることに気付き、夜までその路上ライブを見守り、さくらに会う事もなく姿を消しました・・・。
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私には、神代がさくらのことを、本当に応援して見守っていきたいんだな、という気持ちがこめられていたと感じました。
神代は基本的に変わっていないんですよ。
シェリルの曲を書こうとした理由は、さくらをデビューさせたいから・・・。
さくらの歌声に惚れ、さくらと共に音楽の道に進みたかった気持ちは、今も変わっていないんですよ。
ですが、さくらの、歌が大好きで今も続けているということや、空一の気持ち、色々な意味を含め、神代はさくらと会わないという決断を下しました。
『好きよ 好きよ 好きよ』という歌は、さくらにしか歌わせない・・・
そんな風にも捉えれるような、神代の深い愛を知りました。
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ある少女と出会って変わった男。 ある男性と出会って変わった少女。
二人が会うことは、もう二度とないかもしれません。
しかし、この事は二人にとって忘れられない、永遠の思い出になるのだと思います。
私は結構良いドラマだったと思うのですが、なぜこんなにも視聴率が良くなかったのか、わかりません。
文句言うなら、見てから判断してよね(#^ω^)という気持ちです(笑)
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